「調べておきます」のあと、タブが増えていく。仕事の調べものとAIの話。
「調べておきます」と言ったときは、もう少し簡単に終わると思っていた。
候補をいくつか見つけて、違いをまとめればいい。ところが、一つのページを読むと、知らない言葉が出てくる。それを調べると、別の選択肢が見つかる。気づけば画面の上にタブが並んで、最初に何を探していたのかが少し遠くなる。
仕事の調べものには、こういう疲れ方もある。何もしていないわけではない。ずっと読んでいるし、メモも増えている。それなのに、「結局どうでしたか」と聞かれると、うまく答えられそうにない。
AIにまとめてもらえば、早く終わるだろうか。
整理を手伝ってもらうことはできると思う。ただ、その前に、頼まれたときの会話に戻ってみたくなる。相手が知りたかったのは、選択肢の多さだったのか。それとも、いま使っているものを替える理由があるか、だったのか。
たとえば、仕事で使う道具を探しているとして、安いものを見つけたいのか、使い方を覚える負担を減らしたいのかで、読むべきところは変わる。全部に詳しくならなくても、決めるために必要なことが分かれば、ひとまず話は進められる。
調べる側は、抜けがあると申し訳ないから広く探す。頼む側は、何が必要かを細かく伝えるとかえって負担になる気がして、「ざっくりで」と言う。そんなすれ違いなら、どちらかが悪いという話でもない。
「今回、いちばん気にしているのはどこですか」と一度聞けると、開いたタブをいくつか閉じられるかもしれない。
そのうえで、手元にある情報の違いや、まだ分からない点をAIに整理してもらう。まとまった文章を見ると安心するけれど、料金や条件、いつの情報かは元のページで確かめたい。読む量を減らすことと、確かめる責任まで手放すことは、分けて考えておきたい。
調べものの終わりは、世界中の情報を集め終わったところにはないのだと思う。「これなら次の話ができそうだ」と思えるところを、相手と見つけられるといい。
YRでは、日々の調べものを含め、仕事のどこにAIを使うと助かりそうかを一緒に整理します。「調べる時間ばかり増えてしまう」という話からでも大丈夫です。いま時間がかかっている場面を、無料相談でお聞かせください。
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