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相談する前に

仕事のAI活用を相談するなら、ツールより先に聞いてほしいこと。

AIに詳しい人に相談するなら、何を説明すればいいんだろう。そう考えて、会社で使っているソフトの名前を書き出してみる。でも、本当に話したかったことは、その一覧には入っていなかったりします。

たとえば、見積もりをつくる仕事。時間がかかる理由は、入力の多さだけとは限りません。最後に社長の確認が必要で、外出中は返事を待つ。長く付き合っているお客さまには、いつもと違う条件がある。その事情を知っているのは、一人の担当者だけ。

ここに新しいツールが入ったら、どこが楽になるのか。それを考えるには、見積書の作り方だけ聞いても、少し足りない気がします。

仕事のAI活用を相談するなら、まず、普段どうやって仕事が進んでいるのかを聞いてほしい。誰が誰に声をかけて、どこで返事を待って、どんなときにやり直しになるのか。話している本人には当たり前すぎることほど、外からは見えにくいものです。

相談の場で、うまく説明しようとしなくてもいいと思います。先週こんなことがあって、という話のほうが、その会社の仕事をよく伝えてくれることもあります。順番に話しているうちに、自分でも、ああ、ここで毎回止まっていたんだな、と気づく。そんな時間には意味があります。

社長としては、担当者が休んでも仕事が回るようにしたい。担当者としては、自分が大事にしてきた対応を、雑に変えられたくない。どちらも、ちゃんと仕事を続けたいからこその気持ちです。相談相手には、その両方を聞いてもらえると安心です。

そして、話した結果、今はAIより先に確認の順番を変えたほうがよさそうだ、ということもあるはずです。AIを使う場所が見つかることだけを、相談の成果にしなくていい。いまの仕事が少し見通しやすくなるなら、それも次に進む手がかりになります。

ここでいう相談は、AIチャットに答えを出してもらうことではありません。事業の状況を人に話し、その会社に合う進め方を一緒に考える時間です。何ができるかの説明を聞く前に、何を大切にして働いているかを、知ってもらいたいのです。

YRでは、人が事業や現場のお話を伺い、AIを仕事にどう取り入れるかを一緒に考えます。初回の無料相談は目安30分で、いまの困りごとと、YRがお手伝いできそうかを確かめる場です。すべての解決策をその場で決めようとせず、まずは普段の仕事の話から始めませんか。

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