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チームとAI

仕事にAIを導入した。でも、使っているのは一人だけ。

せっかく使えるようにしたのに、誰も開いていない。

便利だと思った機能を共有しても、反応は薄い。気がつけば、自分だけがAIを使い、自分だけが新しい使い方を探している。会社のためになると思って始めたことが、いつの間にか個人の趣味のようになっている。

仕事にAIを導入した人には、この静けさがこたえることがありそうです。費用もかかっているし、早く何か変わってほしい。「みんな、もう少し試してくれたら」と思う気持ちも、自然だと思います。

一方で、使っていない側には、別の景色があるのかもしれません。

今日やる仕事は、もう決まっている。今のやり方なら、何時ごろ終わるかもわかる。新しいものを開けば、覚える時間が必要になる。うまくいかなかったら、いつもの作業をやり直すことになるかもしれない。

興味がないように見える人も、まずは目の前の仕事を終わらせたいだけ、ということがあります。便利さを説明されるほど、試せていない自分が気になって、少し距離を置きたくなる人もいるでしょう。

導入した人の期待と、使う人の忙しさ。その間が埋まらないまま、「使ってください」という言葉だけが増えていくのは、お互いにしんどいことです。

たとえば、社内向けのお知らせを書くたびに、件名で手が止まる人がいたとします。

本文はいつもどおり自分で書く。件名だけ、社内情報を含まない一般的な言葉でAIに案を出してもらい、一緒に眺めてみる。内容とずれていないかを本人が確かめ、しっくりくるものがなければ使わない。

それくらいの小さな場面なら、「AIで何ができるか」という話が、「この面倒が少し減るかもしれない」という話に近づきます。新しい道具に詳しくなることを、全員の最初の目標にしなくてもよいのだと思います。

もちろん、件名には困っていない人もいます。そこを無理に試してもらうより、その人がいつも手を止めている場面を聞くほうが、次につながるかもしれません。

一人だけが使っている状態から、すぐに全員が毎日使う状態へ進まなくてもいい。隣の人と、ひとつだけ楽になりそうなことを見つける。その小ささなら、始めた人も、誘われた人も、肩の力を抜けそうです。

YRでは、AIを使う人と使っていない人、それぞれの業務に目を向けながら、無理のない取り入れ方を一緒に考えます。初回相談は無料・目安30分で、状況を伺い、お手伝いできることを確かめます。「自分だけが使っている」というところから、お話しください。

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